《福井》特集:2016年度 日本建築学会北陸支部総会・大会 全体報告
AH! vol.56 - 2016/10/07《from 福井支所》
石川浩一郎/福井大学建築建設工学専攻 教授
1. 研究発表会のトピックステーマを「地域と防災」とする。
2. 研究発表会における若手優秀プレゼンテーション賞対象者の発表をまとめる。
その後、福井大学及び福井工業大学の教員を中心に実行委員会を組織し、事前準備、当日運営に関する詳細を決定した。
3. 総会
まず、出席者は75名(参加者27名、委任状48名)で、1024名の北陸支部建築学会会員の1/30の35名以上であり総会成立を確認した。次に、支部長を議長、福井支所事務局(井上)を司会として総会が開催された。2015年度の事業、決算、会計監査の報告がなされた。続いて2016年度の事業計画案、収支予算案が議決された。
4. 講演会
会長訪問記念講演会として、「建築としての声を一つに」をテーマに、現会長の中島正愛先生(京都大学防災研究所教授)にご講演いただいた。講演は二部構成となっている。第一部では日本建築学会の2015年度の総括と2016年度の展望や今後の活動の在り方、男女共同参画の一層の推進等についての講演があった。第二部では阪神・淡路大震災及び東日本大震災における建物の地震被害等について講演がなされた。あわせて、活発な質疑応答がなされ、日本建築学会創立130周年に相応しい講演会となった。なお講演会の参加者は60名であった。