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日本建築学会福井支所主催/2019建築文化週間/第7回福井の地から建築史・建築論を考える
「いま建築論に何が出来るのか」
この企画事業は、2013年の森田慶一『西洋建築史概説』(1962)刊行50周年を記念して始まりました。その後の全6回では、京都大学を拠点とした建築史・建築論をめぐって、森田慶一、増田友也、渡部貞清、玉腰芳夫の思索や建築作品などを取り上げ、さらに「学派school としての建築論」(建築論の京都学派)についても考えてきました。
そこで今年度は、福井の地から新たに創造して発信していくために、北陸地域で建築論研究に関わる大学院生を始め、設計事務所・コンサルタント等の若手建築関係者を中心に企画することになり、「いま建築論に何が出来るのか」を広く議論していきたいと思います。

日 時:2019年10月27日(日)13:30-17:30
会 場:アオッサ 6階・605研修室(JR福井駅前)
参加費:定員20名(参加費無料、当日先着順)
問合先:福井工業大学 建築土木工学科 市川秀和
T E L:0776-29-2590(直通)
E-mail:hide@fukui-ut.ac.jp

《プログラム》
主旨説明/市川 秀和(福井工業大学)
・研究発表4題(発表30分+質疑10分)
  1)越前武生「廬山公園」の成立について/平野 忍(京福コンサルタント)
  2)人間的行為における創作と実測活動の関わり/西 一生(新建築設計事務所)
    ―建築家西澤文隆の実測活動の研究を通して―   
    ~休 憩(30分)15:00~15:30~
  3)渡部貞清の建築論における道元についての考察/吉見 正信(吉見設計)
  4)詩歌にみる住まいの風景/川本 豊(福井工業大学大学院)
    ―漂泊俳人・井上井月を通して―         
・参加者による討論会 17:00~17:30
・懇親会(18:00~20:00)